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北九州の女子ソフトボールチーム2部リーグで好位置 廃部の危機乗り越え

左から、原田明香監督、キャプテンの高村唯さん、ピッチャーの長尾美希さん

左から、原田明香監督、キャプテンの高村唯さん、ピッチャーの長尾美希さん

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 日本女子ソフトボール2部リーグ所属の「CLUB北九州」(事務局=北九州市小倉南区北方1)が6月現在、1部リーグ昇格に向けた好位置につけている。

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 チームの前身は2012年に工場廃止と伴い廃部となった「東芝北九州女子ソフトボール部」で、当時2部リーグ優勝し1部への昇格が決まっていたが辞退し、2013年1月に新体制のチームをスタートさせた。

 「緩急自在な投球でバッターを翻弄(ほんろう)する」(原田明香監督)というサウスポーのエース・長尾美希さんを筆頭に、15人の部員は6月25日・26日の試合に向け毎日夕方からの練習に励んでいる。

 今シーズンのこれまでの戦績は3勝2敗で、2部リーグ13チーム中上位6チームが属する「アドバンスセクション」の2位。昇格か残留かは、10月8日・9日「ひびきコスモス運動場」(若松区向洋町)で行われる順位決定戦で決まる。

 チームキャプテンで外野手の高村唯さんは「(前半戦を終え)勝てる試合を取りこぼしてしまった。まだ実力を出し切れていない。個々の実力を発揮しながら全員の力をまとめて後半戦を勝ち抜きたい」と抱負を話す。

 チームは、遠征費用などの捻出のために「塩キャラメル」(1袋=100円)の販売をしている。

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