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北九州で「ジャマイカ写真展」 大学生カメラマン「生活者目線」にこだわり

加瀬息吹さん

加瀬息吹さん

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 北九州在住の写真家で大学生の加瀬息吹さんが2月20日から、ライブバー「エル・バリオ」(北九州市小倉北区魚町1)で写真展「アイランドバイブス~レゲエはジャマイカ人の心の鼓動」を行う。

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 「母親の仕事の関係で、子どものころから生活に多くの海外ミュージシャンが関わっていた。当時からレゲエ(ミュージック)にほれ込んでいた」という加瀬さんが、ジャマイカの首都キングストンや、ビーチリゾートのネグリルで撮りためた約40点を展示する。

 ジャマイカには、17歳と19歳のとき2回渡航したという加瀬さん。「現地の生活者目線で写真を撮りたい」と、ボブ・マーリーも住んでいたという貧困・犯罪多発地区(ゲットー)に1カ月以上滞在し、「近所のおばさんと知り合ったことで、住民に受け入れてもらいながら写真を撮ったり、恐る恐る声を掛けた人がマリファナの農園主だったりした」と振り返る。

 「写真を撮るという行為は人付き合いと同じ。勇気を出して撮るための声掛けから始まり、すてきな表情をしてもらうためのコミュニケーションも大切。シャッターを切る前に、撮影という行為のほとんどが終わっている」と、加瀬さんは近距離からのポートレイトにこだわっている。

 開催時間は12時~18時。入場無料。3月3日まで。

 2月19日は、オープニングレセプション(19時30分~)と、レゲエのライブ(20時~)を行う(入場無料)。

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