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若松で「高塔山ロックフェス」 ライブ配信も

倉掛英彰さん(YouTubeスクリーンショット)

倉掛英彰さん(YouTubeスクリーンショット)

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 「高塔山ロックフェス」が11月21日、「高塔山野外音楽堂」(北九州市若松区修多羅)で開催される。

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 若松出身でロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカルを務めた故・シーナさんが「高塔山でロックをしたい」と提唱したことで、2004(平成16)年から同イベントの前身「高塔山JAM」が始まった。主催は、生前のシーナさんと親交が深く、ロックバンド「ミーナ&グライダー」リーダーの倉掛英彰さんを中心とした実行委員会。

 2015(平成27)年2月にシーナさんが逝去したことで、イベントは同年9月の追悼開催をもっていったん終了したが、フェスの復活を望むファンの要望を受け2017(平成29)年から「高塔山ロックフェス」として再始動した。昨年の開催はコロナ禍で断念したが、今年は、「往年のテレビ番組のように、スクリーン越しでも盛り上がれる音楽番組のような配信」(倉掛さん)として、動画配信も同時に行う。

 倉掛さんは「感染症対策と爆音や生音を浴びる場の両立を模索する新しいフェスのヒントは、幼いころにモノクロのテレビで見た海外の音楽テレビショーにあった。椅子に腰掛けながらも体を揺さぶり、拍手で観覧するファンの姿。ロックの原風景とも言えるあの姿でこそ、今しかできないイベントとして、ファンや出演者、関係者全員が盛り上がれる」と話す。「会場でソーシャルディスタンスを保ちながら、椅子を腰で揺らしながら、不織布のマスク姿でお会いしましょう」とも。

 出演アーティストは、シーナ&ロケッツ、HANADA・IKEHATA・ICHIKAWA・IMAI、Shinya Oe And Mothers Sunshine、ミーナ&ザ・グライダー、190R、NEO FANTASTIC、中村義人(横道坊主)、Makoto & kaz(ex.BOΦWY)など。

 入場料は5,000円(ライブ配信チケット=3,000円)。12時30分開場、12時50分開演。

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