
立食形式のカレー専門店「小倉五街道 常盤橋加厘(カリー)」が8月1日、小倉駅在来線3・4番線乗り場にオープンした。運営は「新九協同」(北九州市戸畑区中原西1)。
社長の濱田龍介さんの母親・瑠璃さんが開発したというカレーを提供。開店から1週間が過ぎ、龍介さんは「時間や駅の混雑具合によっては行列ができる」と話す。メニューは、「常盤橋加厘」(500円)、「コロッケ加厘」「チーズ加厘」(以上650円)、「唐揚げ加厘」(700円)、「カツ加厘」(750円)。野菜や果物、豚肉、牛肉を低温で調理し、駅利用客が短時間で食べられるように辛さを控えめにしているという。
店名には、小倉を起点に始まる5つの街道の出発点で、城下町小倉のアイコンでもある「常盤橋」を入れた。「駅構内という立地に旅情やストーリーを持たせた。『行ってらっしゃい』『お帰りなさい』という来店客へのメッセージも込めた」と龍介さん。「小倉駅ホームの飲食といえば『かしわめし』『うどん』が定番だが、十数年後にはカレーも定着させたい」と意気込む。
営業時間は8時~21時(20時30分オーダーストップ)。
※加厘の「加」に使う漢字は口へんに加が正。同じく「厘」は、口へんに厘