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小倉の紫川河畔で「常盤橋 千の灯り」-竹灯籠2000本で送り火

来場客に抹茶を振る舞った辻さん。

来場客に抹茶を振る舞った辻さん。

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 小倉・京町の常盤橋そばで8月16日、お盆の送り火を点灯するイベント「常盤橋 千の灯(あか)り」が行われた。主催は「京町銀天街協同組合」。

河畔には竹灯籠で形作られた「京町」。恋人もたたずむ。

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 開催は昨年に続き2回目。小倉南区の合馬(おうま)から切り出した竹2000本にろうそくの明かりをともし、来場客には「日本茶専門店 つじり」(魚町1)店主の辻利之さんが抹茶を振る舞った。ステージでは西日本工業大学フォークソング部による弾き語りなども行われた。

 「昨年は1000本の竹灯籠で送り火を行い好評だった。今年は2000本に増やして、さらに彩りを添えた。来年以降も増やし続け1万本までにしたい」と辻さん。「夏休みも終盤にさしかかり、街なかで静かに過ごす夜も楽しんでもらいたい」とも。

 来場客で若松区在住の近藤さんは「街の騒々しさが、ここだけポッカリと穴が開いたように静か。日中はうだるような暑さだったが、日が落ちて街なかで涼しく過ごせる取り組みはとてもいい」と話していた。

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