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小倉に新コワーキングスペース「コンパス小倉」開業へ 既存施設をリニューアル

施設のコンセプトをイメージにした図を公開した

施設のコンセプトをイメージにした図を公開した

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 北九州市が運営するシェアオフィス「北九州テレワークセンター」(北九州市小倉北区浅野3)のリニューアル計画が、3月23日発表された。

【関連画像】北九州市役所で会見した、(左から)「ホウユウ」社長の福岡広大さ「アパマン」社長の大村浩次さん、北橋健治北九州市長、「アバラボ」社長の小笠原治さん

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 現在、一般市民に開放している「オープンスペース」部分約1600平方メートルを、「さまざまな人が交流できるおしゃれなカフェのような」(発表レジュメ原文ママ)コワーキングスペース(約200席)に改修し、月契約(9,800円~1万5,000円)で貸し出す。市によると、「一般オフィスを含めた施設総面積は約4000平方メートルで、日本最大級のコワーキングスペースとなる」という。施設の新しい愛称「コンパス小倉」も発表した。

 市が郵政省(現総務省)や通産省(現経済産業省)と連携して2000年に開業した同施設。これから起業する人や起業間もない事業者が中心となって入居し、常駐するインキュベーションマネジャー(起業支援家)と連携し、入居者の事業拡大などを行ってきた。

 開設から18年過ぎ、「スモールビジネスから、世界に通用するグローバルビジネスまで、まちぐるみで創業を応援する取り組みへ」(同)と体制を一新し、指定管理者制度を導入した。運営は、コワーキングスペース「ファビット」(浅野2)や、ものづくり支援を行う「アバラボ」(東京都台東区)、不動産総合サービス業の「アパマンホールディング」(東京都千代田区)などを中心とした「fabbit共同事業体」。

 インキュベーションマネジャーに加え、新しく、入居者の世話役となる「メンター」「コミュニティーアクセラレーター」が常駐し、入居者や来館者の相談対応、ビジネスマッチング、創業に関する情報集約・発信を行うほか、魅力あるビジネスモデルを持つ企業の講演会、起業家の交流会などを行う予定。

 営業時間は9時~22時。6月上旬の開業を予定する。

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