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北九州市のコスプレ職員「バナナ姫ルナ」、涙の引退ステージ

涙のファイナルステージになった

涙のファイナルステージになった

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 小倉駅「JAM広場」(北九州市小倉北区浅野1)で3月31日、コスプレ公務員として知られる「バナナ姫ルナ」のさよならステージが行われた。

【動画ニュース】「バナナ姫ルナ」涙の引退ステージ

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 バナナ姫ルナに扮(ふん)しているのは、市観光課に勤める井上純子さんで、配属されて3年が過ぎ「そろそろ異動を告げられるかもしれないことや、活動開始から2年近くたちやり切った感覚にもなった」ことから引退を決意したという。

 活動期間中は、東京や静岡などの観光イベントに30回以上出張し「(サブカルをテーマにも掲げる)北九州らしいコスプレで多くの関心を引くことができた」と言う。個性的な活動がマスコミにも注目され、テレビ出演52回、ラジオ4回、新聞に取り上げられること46回に上った。

 ステージ上の井上さんは「(出演する)イベントに自分の子どもたちが来た時に『ママと呼んでは駄目』と言ってしまった」ことや、「バナナ姫を『辞めたい』と打ち明けたところ、『今、ママが辞めたら北九州市の人気がなくなる』と返された」エピソードなどを涙ながらに明かした。詰め掛けた来場客からは「お疲れさま」や「頑張れ」などの声が上がった。

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