北九州地区と筑豊地方、下関市の一部のローソン(143店舗)で8月25日から販売されている「北九州ゆかりのオリジナル商品」の売れ行きが好調という。
北九州市とローソンが、「地産地消の推進および市産品の販路拡大に関すること」などをテーマに連携協定を結んだことにより開発された。商品は、小倉の郷土料理「サバのぬか炊き」をおにぎりの具材にした「小倉名物さばのぬか炊きおにぎり」と「松中醤油本店 天然醸造もろみ醤油使用の焼きおにぎり」、「門司港名物レンジちゃんら~」の3品。
「サバのぬか炊き」は、地元水産加工食品会社の「山一物産」(門司区松原1)から、焼きおにぎりに使う醤油は「松中醤油本店」(小倉南区中曽根1)から提供を受け製造した。「ちゃんら~」は門司港のご当地麺料理で、うどん出汁(だし)のスープにチャンポン麺を合わせているのが特徴。お笑い芸人の「芋洗坂係長」が店主を務める「二代目清美食堂」(門司区東港町2)などで提供されている。
「ローソン魚町2丁目店」(小倉北区魚町2)の末松店長によると、「お客さまの関心が高く、売れ行きも好調。期間限定なのが惜しい」という。「特に『焼きおにぎり』は温めを希望する客が多く、レンジからしょうゆのいい香りが漂う」とも。
販売期間は9月後半まで。