北九州モノレールは1月7日、井筒屋(北九州市小倉北区船場町1)の創業80周年を記念したラッピング車両「IZUTSUYa 大切な人号」の運行を始めた。
【関連画像】車内には社員らがメッセージをしたためた中づり広告が
1935(昭和10)年、小倉市宝町(現在の小倉北区船場町)で創業した同社。1972(昭和47)年に隣接していた「小倉記念病院」の移転に伴い新築増床、現在の本館の姿になった。車両は本館をイメージさせるレンガ色で統一し、約40年前に当時の宣伝部長だった故・東秀丸さんが残したロゴデザインを各所にちりばめた。オリジナルのロゴデザインは現在も本館のシャッターなどで見ることができる。
「地元の皆さまに親しまれるインフラのような存在でありたい」(影山英雄社長)と、今年の運営テーマ「大切な人」を掲げ、社員ら10人による「お客さまとの体験談やメッセージをつづった」中づり広告や、つり革広告で車両全体を「ジャック」している。中づり広告は読み物としても楽しめる内容にした。
出発式では、キャンペーンのテーマソング「大切な人」を歌うシンガー・ソングライターの永山マキさんのミニライブも行われた。同曲は期間限定で同社ホームページからダウンロードできる。
運行は12月31日まで。