「ステーションホテル小倉」(北九州市小倉北区浅野1)で6月2日、7階レストランテラスを利用したビアガーデン営業が始まった。
小倉駅の真上に位置する立地や、玄界灘に沈む夕日や工場夜景、関門海峡が見渡せる眺めの良いテラス席があるのが特徴で、毎年多くのサラリーマン客らでにぎわっている。今年は、ヨーロッパやアジア、アメリカ大陸などの料理を月替わりで提供するほか、毎週火曜・木曜にはバーベキューイベントを予定するなど、リピーターに飽きさせない工夫をした。一部食材に、熊本や大分の食材を用いるなど、JR九州を母体とする同店ならではの、大地震被災地支援に配慮もした。
6月は「西ヨーロッパ」をテーマに、オランダの肉料理「ビターバレン」、ドイツの「ジャーマンポテト」、フランスの「チキンコンフィ」などの各国料理を用意する。ビールは「アサヒ生」「アサヒエクストラコールド」をそろえ、ほかに「フリージングハイボール」や九州産のフルーツシロップを使用した「サワー」などのアルコール類も充実させた。
来店客の1人で30代の女性経営者は「おしゃれなテラス席は女子会に向くと思う。夕日を眺めながらのビールは格別」とジョッキを片手に杯を重ねていた。
営業時間は18時~22時(土曜・日曜・祝日は17時30分から)。料金は、大人=5,000円、中高生=3,200円、4歳~小学生=2,200円。9月30日まで。