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小倉のタクシー事業者が「ジャパンタクシー」導入 北九州1号車

「ジャパンタクシー」出発式の模様

「ジャパンタクシー」出発式の模様

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 タクシー事業者「勝山自動車」(北九州市小倉北区米町1、TEL 093-521-2735)は10月27日、今月23日にトヨタが発表したタクシー専用モデル「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」2台を導入し、同日出発式を行った。

後部座席に設置されたUSB充電ポート

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 同モデルは、「一目でタクシーと認識でき、かつロングライフで流行に左右されないデザインと、タクシーならではの機能を両立」(ウェブサイト原文ママ)した車両で、イギリスのロンドンタクシーやニューヨークのイエローキャブのように、トヨタは「JPN TAXIの普及により、日本の風景を変え、バリアフリーなまちづくり、観光立国への貢献を目指す」(同)と意気込んでいる。

 社長の廣石敏文さんによると「車いすのお客さまがそのまま乗り入れることができるほど、ゆったりした設計。着座位置が少し高く、子どもから高齢者まで乗り降りがしやすい。USBポートが用意され、スマホなどの充電も可能。次世代のタクシーとして他社に先駆けて導入した」という。納車した福岡トヨペット(福岡市博多区)営業担当者によると「北九州地区登録第1号」という。

 同社は、接客態度や運転技能などの優秀なドライバーを「プレミアムドライバー」として認定し、保有するタクシー136台のうち「プレミアムタクシー」として5台を設定している。この取り組みは経済産業省主催の「おもてなし認証」を受けた。導入した「ジャパンタクシー」は「プレミアムタクシー」の6台目として位置付ける。

 廣石さんは「プレムアムタクシーやプレミアムドライバー制度の導入で、市民の皆さんから選ばれるタクシー会社にならなければ。選ばれることで、運転手も安心して仕事に取り組める」と期待を込める。「車両価格は従来の1.7倍ほどするが、利用料金は同じ」とも。

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