小倉・魚町銀天街に12月1日、「ホークス応援バー・ヒットエンドラン」(北九州市小倉北区魚町3)がオープンした。
店舗面積は22坪、席数は40席。店内には、同球団選手のサイン入りボールを多数並べるほか、かつてホークスで活躍した井口資仁選手が「ヤフオクドーム」で最後に使用したバット、先ごろ米大リーグ・エンゼルス入りを発表した大谷翔平選手のサイン入りボールなどを展示している。「格闘技や野球など大のスポーツファン」で、プロレス居酒屋「がむしゃら」を経営する矢野貴義さんが開業した。
「(ソフトバンクに買収される前の)福岡ダイエーホークス時代には準本拠地の北九州市民球場で年間8試合行われていたが、近年は2試合程度。福岡市内にはホークスを応援する店がたくさんあるが北九州にはない」と矢野さん。「小倉でホークスを応援する仲間をもっと集め、盛り上げることで、北九州での試合開催を増やしてもらえるようにしたい」と期待を寄せる。
「店の構想は数年前から練っていた。開業は今シーズンの好成績に背中を押された。クライマックスシリーズや日本シリーズ期間中にオープンできなかったのが残念だが、過去の優勝シーンの映像などを通じてファン同士で交流を深めたい」とも。
主なメニューは「カールスバーグ生ビール」(600円)、「超炭酸ハイボール」(500円)、「熱男(あつお)サワー」(580円)など。
営業時間は20時~翌1時(プロ野球シーズン中は18時~)。月曜定休。