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「小倉焼きうどん専用キャベツ」苗付け始まる-B-1グランプリに向け2トン分

地元農家・早川さんの畑約600坪が「小倉焼うどん専用キャベツ」として充てられた。

地元農家・早川さんの畑約600坪が「小倉焼うどん専用キャベツ」として充てられた。

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 「小倉焼きうどん研究所」は8月22日、「B-1グランプリin北九州」出場に向け、若松区のキャベツ畑(若松区有毛)で「焼きうどん専用キャベツ」の苗付けを行い、報道機関向けに披露した。

炎天下の中、地元の小中学生6人が参加した苗植え作業。

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 若松区の農家の協力を得て行われた苗付けには地元小中学生らを含む10人が参加。総作付面積は約600坪。約2トン、3000個の収穫が見込まれ、全て同グランプリ用に提供する。 

 「若松で生産されているキャベツは『潮風キャベツ』といわれ、肥沃(ひよく)な土壌と海から強く吹く潮風にさらされて、しっかりした甘みと歯応えが特徴。全国有数の生産量を誇る」とJA北九州の関係者。「通常は苗植え後約3カ月で出荷するが、『焼きうどん専用キャベツ』は10月のB-1グランプリに間に合わせるために早めに植えた」とも。

 「若松のキャベツは、加熱してもしっかりした歯応えが残り、強めの甘みと相まって焼きうどんとの相性は最高」と同研究所の竹中康二所長。「今後、『小倉焼うどんマップ』の作成や『小倉焼うどんフェア』なども開催する。グランプリ開催まで2カ月、さらに盛り上げていきたい」と抱負を語る。

 同グランプリは「勝山公園」(北九州市小倉北区城内2)と「あさの汐風公園」(浅野3)で10月20日・21日に開催される。チケット(10枚つづり、1,000円)は各種プレイガイドなどで販売中。

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