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八幡にイタリアンカフェ新店-伊サルディーニャ島出身店主が開業

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 八幡・引野インターチェンジ近くに10月21日、イタリアンカフェ「オット・エ・メッツォ」(北九州市八幡西区引野1)がオープンした。

「モルタデッラ」のパニーニと「カフェ・マキアート」

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 面積は約20坪、席数は26席。伊サルディーニャ島出身のファブリツィオ・フェヌさんが故郷のバールで提供されているような本格的なカフェメニューやパニーニなどの軽食を提供する。店名は、「好きな映画の一つ」(フェヌさん)というフェデリコ・フェリーニ監督の映画「8 1/2」から。「朝7時30分から16時まで、8時間半店を営業する。語呂を合わせた」と話す。

 繁華街ではなく静かな住宅街の一角という立地について、「普段の生活の中に、当たり前のようにカフェがあるイタリア文化の提供を日本でチャレンジしたい。朝早く開店して夕方早く閉める営業時間もそのスタイルを踏襲した」という。

 「故郷のサルディーニャ島や地中海をイメージしたブルー」がアクセントカラーの内装は築数十年の木造住宅を約3カ月かけて自らリノベーション。2階には「小さな図書館」コーナーを設け、イタリアの雑誌やコレクションの写真集などを展示している。無線LANも設置し、「現地の新聞や雑誌を読めるよう」貸し出し用のiPad(1時間200円)も5台用意した。

 主なメニューは「エスプレッソ」(200円)、「カフェ・コレート」(エスプレッソとグラッパ、300円)、「マロキーノ」(カカオミルク・エスプレッソ、350円)、「ラテ・ビアンコ・コレート」(ホットミルクとグラッパ、400円)など、「日本ではあまり見かけないが故郷のバールでは普通に提供されている」ものをそろえる。ほかに「モルタデッラ」(ボローニャ産ソーセージのホットサンド、600円)、「プロシュート・クルド」(パルマ産生ハムのホットサンド、800円)など。

 営業時間は7時30分~16時(第2・4土曜は10時~15時)。第1・3土曜・日曜定休。

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