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北九州若松に讃岐うどん店-地元食材使い障害者が厨房作業担当

讃岐うどんこも庵オープン

讃岐うどんこも庵オープン

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 就労継続支援B型事業所「讃岐うどん・こも庵」(北九州市若松区高須南2)が5月19日、オープンした。知的障害者の自活や自立を支援するこもれび学園の「障害者の方の働く場を作りたい」という思いを形にした同店。同園で学んだ4人が1年間の作業訓練を経て厨房での作業を担当。今後は10人をめどに就業者を増やしてく予定。

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 同店スタッフは、讃岐うどんの本場、香川県坂出市の大和うどん学校で、だしの取り方や麺の打ち方などの基本を学び、卒業後は東京の「讃岐饂飩元喜(さぬきうどんげんき)」で1月間修行した。麺は北九州産・北海道産の小麦を独自にブレンド、だしには小倉南区の「原木しいたけ」を使い、決め手となるしょうゆは防腐剤や保存料を一切使わないことで知られる五嶋醤油(八幡東区)による丸大豆しょうゆを用いるなど、地元の材料にこだわった。。

 店舗面積は約30坪で、席数はカウンターを含め29席。店内は明るい木目を基調とした空間に、絵や人形を飾るなどして、やさしい色彩でまとめた。

 同店のメニューは、エビと揚げ餅の入った「海老もちぶっかけうどん」、かしわ天や温泉たまごの天ぷらをトッピングした「元喜盛ぶっかけうどん」(以上880円)は開店当日、男性客の人気を集めていた。そのほか、冷たいうどん6種、温かいうどん10種など。器は陶庵・可楽楽(かららぎ)(福岡市西区)の松尾知栄子さんのオリジナル陶器を使う。

 同店スタッフの大平さんは「国産素材にこだわり、新鮮な食材を使って健康で体に良いうどんを作っている。また足を運びたいと思える店として、地域に定着していきたい」と話す。

 営業時間は11時30分~15時。

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