「港の酒屋・みつばや」(北九州市若松区本町1)が6月26日、旧古河鉱業若松ビル(本町1)で「和紅茶教室-和紅茶マイスター岡本啓氏を迎えて」を開く。
和紅茶は、国産茶葉を使い国内で紅茶に加工されたものをいい、近年は、「日本の水やお菓子に合う」として注目されつつある。講師の岡本啓(ひろし)さんは「国産紅茶専門店 紅葉(くれは)」(佐賀県佐賀市)の代表、和紅茶専門のブレンダーとして知られ、和菓子メーカーやホテルなどからブレンドの依頼があるという。
店長の三葉(みば)省吾さんと岡本さんは、酒蔵のイベントがきっかけで知り合い、梅酒と紅茶をブレンドした商品開発にも関わった。その後「若松産の何かでオリジナルの紅茶を作りたい」と素材を探していたところ「温州みかん」に着目。無農薬茶葉とブレンドした独特の甘みと香りの「若松みかん紅茶」(ティーバッグ2個、120円)ができた。現在、同店オリジナル商品として販売しており、今後、近隣の菓子店などにも卸していくという。
「和紅茶は渋みも少なく、ほのかな甘味が日本人の味覚に合う」と三葉さん。「和洋のスイーツと和紅茶を楽しみながら、紅茶の基本や失敗しないアイスティーのいれ方などを学んでいただきたい」とも。
開講時間は14時~16時。費用は2,500円。問い合わせは同店(TEL 093-761-3882)まで。