小倉・紫川の「水上ステージ」(北九州市小倉北区船場町)で3月11日、市民らが集まり歌う「3.11紫川大歌声喫茶」が行われる。主催はまちづくり団体の「We Love小倉協議会」(同紺屋町13)を中心とする実行委員会。
実行委員長の辻利之さんは「『復興』という言葉も以前ほど聞かれなくなった。被災地への思いを風化させないように」と、昨年第1回を行い、市民約200人がギターやキーボードの伴奏で昭和歌謡などを歌った。「今回も、前回同様各地の市民センターに集う市民らとともに『合唱組曲 北九州』や『花は咲く』などの曲の練習を重ねてきた」と話す。当日の模様はメッセージを添えて同協議会ホームページやユーチューブなどで公開する予定という。
10代の高校生から70代のシニアら幅広い世代が参加し「復興支援を目的に小さな活動として始めたが、年長者の社会参画や、世代間交流も進んだ。それ以外のまちづくり効果も出てきている」と辻さん。
開催時間は18時~20時。参加無料(当日飛び入り参加も可)。