北九州市漫画ミュージアム(北九州市小倉北区浅野2)で3月14日、「~マーガレット・別冊マーガレット 少女漫画の半世紀~わたしのマーガレット展」が始まり、初日は開館前に約100人が行列をつくる人気となった。
昨年創刊50週年を記念して都内で開催され話題となった企画展で、これまで「マーガレット」「別冊マーガレット」に掲載された「ベルサイユのばら」や「花より男子」などの歴代作品の原画約400点を、「別冊マーガレットの誕生」「舞台は学園!恋も友情もいつもここから」など9章のコーナーに分けて展示している。
ほかに巨大な万華鏡を模したミニシアターで上映するオリジナル映像作品や、マンガに登場したシーンを再現した「夢のおへや」、「高校デビュー」の教室を模したコーナー、写真撮影可能な「オスカルとアンドレ」の等身大フィギュアなど。
田中館長は「50年を超える歴史の中で、シニアからその孫に至るまでの幅広い女性ファンをつかんできた。男性も楽しめる漫画が多いのも特徴で、九州だけでなく中四国の遠方からの問い合わせも多く、人気の展示になるのでは」と期待を込める。
物販コーナーでは、展示作品の図録(1,728円)、マンガポーチ(1,836円)、付箋(486円)、アイマスク(1,620円)などを販売する。
入場料は、一般=800円、中高生=400円、小学生=200円。5月17日まで。期間中「特別講座『少女たちの王国』」(4月11日)、「小村あゆみ先生サイン会」(4月29日)を予定する。