北九州市立大学(北九州市小倉南区北方4)地域創成学群の学生らで組織する被災地支援プログラム「絆焼うどんプロジェクト」は5月3日、LINEスタンプ「イカしたイカスタンプ」の販売を始めた。
スタンプは、学生メンバーから募った「イカを生かしたダジャレ」を元に、4年生の古小路真帆さんがイラスト40点を描き起こした。「支援や地域性が前面に出ると一般の方々は使いにくいので、ダジャレを楽しむカジュアルなタッチに」と工夫した。
同プロジェクトは2013年から「それぞれの名物でコラボすることで、被災地支援とともに絆を深めていきたい」と、北九州市の姉妹都市である岩手県釜石市特産のイカを小倉名物の焼きうどんに使ったメニュー「絆焼うどん」を、「お好み焼き いしん」(小倉北区魚町3)の店主・向井博幸さん共に開発。今年1月には釜石市の食イベントで披露した。
「被災者の方々からは、『特別なことをしてほしいわけではなく、時々被災地のことを思い出してほしい』と言われた」こともあり、身近なツールで支援ができないかと「LINEスタンプ」の販売を思いついたという。
「イカしたイカスタンプ」のダウンロード料金は100円。