JR小倉駅小倉城口ペデストリアンデッキ上にある「小倉祇園太鼓」像のバチ部分が3月盗難に遭い、修復のための募金活動を市民やボランティア団体が行ってきたが、7月5日、修復が完了した。
小倉祇園太鼓像は、北九州青年会議所(当時は小倉青年会議所)が1959(昭和34)年に旧小倉駅舎の前に「街のシンボルをつくろう」と建立した。その後、駅舎改築や駅前再開発のため2002年に現在の場所に移転。市民の間では待ち合わせ場所として親しまれている。バチ盗難後は、見かねた匿名の市民によってバチの代わりに木製のすりこぎを持たされていた。
「他のバチも盗難に遭わないようにガッチリと溶接した」と工事関係者。