J2「ギラヴァンツ北九州」の私設応援団「ギラガールズ」が1月、今シーズン開幕に向けスタジアムで使用するビッグフラッグ作成を計画し、クラウドファンディングでの募金活動を始めた。縦5メートル、横7.5メートルの大きさで募金の目標金額は10万円。
会社員や主婦、ラジオパーソナリティーらの女性役30人で組織する同応援団。2017年3月共用開始予定の「北九州スタジアム」(北九州市小倉北区浅野3)に本拠地を移す同チームが、「本城陸上競技場」(八幡西区本城)で戦う最後のシーズンを迎えることで「(陸上競技場に)感謝の気持ちを込めて、フェアプレー精神の象徴とも言えるビッグフラッグでファンの気持ちをまとめたい」(代表の橋本加寿子さん)と企画した。
橋本さんらは、これまでにも「着物で応援に行こう」「ワインを飲みながら観戦しよう」「スタジアムを黄色く染めよう」などの応援企画をクラブと相談しながら行ってきた。「スタジアムへ足を運ぶ人を一人でも増やしていきたい」と橋本さん。
1月11日、小倉駅でJ2ギラヴァンツ北九州の「2016シーズン出陣式」が行われ、柱谷幸一監督やチームメンバー、スタッフら約50人が「魚町銀天街」などを練り歩き、ファンとの交流を楽しんだ。同行した橋本さんは「応援する人をもっと増やすことも応援団の役割。地元にもっと愛されるチームになってほしい」と期待を込める。
開幕戦は2月28日を予定し、ビッグフラッグは同日までに完成させる予定。