6月に開店したオーダー子ども服とオリジナル雑貨の店「アトリエ ce et ce(セッセ)」(北九州市小倉北区魚町3、TEL 093-533-3002)店内で7月23日、「せっせとものづくりを楽しむ講座 セッセの会」が開かれた。
今回は、洋服のクリーニング後に付いてくるワイヤハンガーをデコレーションする「マキマキハンガーづくり」がテーマ。「無味乾燥で捨てられていくワイヤハンガーも、ハギレを巻くだけで捨てずに再利用できる。洋服もずれずに機能的にもなる」と店主の平山さん。
平山さんは、子どものころからものづくりが好きで、美大卒業後は東京でオフィスデザインの仕事をしていたが、結婚を機に北九州に帰郷。その後、生まれた子どもに着せたいスタイ(よだれかけ)が見つからないことがきっかけで洋裁に興味を持ったという。
「子どものピアノの発表会に着せたい服が見つからず、自作すると周囲から反響があってオーダー子ども服のきっかけになった」と平山さん。同店は、「せっせと一生懸命ものづくりする」姿勢を表す言葉に、フランス語のニュアンス加えて名付けた。「店は手作りのファッションを提供するだけでなく、せっせといろんなものを手作りすることの楽しさを発信する場にしたい」とも。
メーンの商品は、オリジナルスタイ(1,890円~)、子ども用ジャンパースカート(1万5,750円~)、エプロンドレス(1万2,800円~)など。
営業時間は11時~17時(火曜12時30分~)。水曜定休。講座は毎月行い、次回は「子どもの書いた絵を刺しゅうにする」講座を開くという。