小倉・旦過市場の「大學堂」(北九州市小倉北区魚町4)で4月19日、「市場の達人講座」が始まる。
市場で働く商店主らが「食材の目利き法」や「調理の仕方」などを伝える同講座。初回は「颯王(そうおう)水産」(同)が「魚のさばき方」をテーマに、「魚さばきの使えるウンチク」「おいしい刺し身を作ろう」を行う。
北九州市立大学の学生らが主体となって運営する文化発信施設「大學堂」では、市場内の食材をトッピングする「大学丼」(200円)の提供などを通じて市場の魅力を市内外にPRしている。
同講座を企画した門馬一平さんは「市場の特徴である対面販売は、食材の知識や技を得る大切な機会だが、ショッピングモールなどの買い物に慣れた消費者はその経験も少ない。講座を通じて市場やその店のファンづくりをしたい」と意気込む。
「今後、月1回ペースで「干物」「だし」「かまぼこ」「クジラ」などをテーマとした全5講座を開く予定」とも。
開催時間は15時~16時。参加費は1,000円。