小倉の魚町銀天街に4月23日、スポーツ用品専門店「ミズノ小倉店」(北九州市小倉北区魚町3、TEL 093-513-1550)がオープンした。
中島1丁目からの移転によるもので、ランニングやウオーキングシューズ、ウエアなどを中心に取りそろえた店舗面積は約27坪。
「フットケアトレーナー」の資格を持つスタッフが、足の形や圧力、サイズを計測し、「歩行やランニングのバランスを最適に補正するインソール(6,480円~)」を提供するなど、「歩くこと、走ること」に特化した品ぞろえを展開する。
現在の売れ筋は、「いろんなTPOで履いていただける抑えたデザインの『LD40III』(1万6,200円)」(草野京子店長)で、かかとの中に「横方向には安定し、縦方向にはしなやかなバネとして機能する」という波型の板が入っているのが特徴という。「スニーカーには珍しくかかとの張り替えもできる」とも。
「これまでは買い物目的のお客さまによる来店がほとんどだったが、毎日1万人以上が往来する商店街に移転してきたことで、歩くこと、走ることに関心のある新たな客層をつかんでいきたい」と草野店長。
同店が入居した「サロン・ド・シンコメタニ」ビルは、2014年2月に起きた火災によって消失した約1300平方メートルの一部で、周辺の土地はまださら地のままだが、火事から2年が過ぎいち早く復興した。
営業時間は10時~19時。第1火曜定休。「今よりもっと元気になれる歩き方講習会」(4月30日)や「足の特熱相談会」(5月1日)なども計画している。