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小倉の老舗定食屋「錦龍」50年の歴史に幕 「洗面器大のチャンポン」人気

人気の「チャンポン焼き飯セット」(700円)

人気の「チャンポン焼き飯セット」(700円)

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 西小倉駅近くの定食屋「錦龍(きんりゅう)」(北九州市小倉北区室町2)が、12月28日の営業を最後に閉店することが分かった。

はり紙のそばには閉店を惜しむ客らのメッセージが寄せられている

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 店頭に掲げられた張り紙には「12月28日をもちまして閉店いたします。永い間50年に渡り大変お世話になりました。お客さまにはご贔屓(ひいき)ご愛顧いただき、今日まで支えていただき、心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました」(原文ママ)とある。

 洗面器大の有田焼丼で提供するチャンポンが人気で、近くの予備校生や大学生、サラリーマンらの人気を得ていた同店。1967(昭和42)年の創業以来、約50年間にわたって同地で営業を続けてきたが、「体力も落ちてきたので引退する」と店主の池上正則さん。「50年あっという間だった。お客さまには感謝の言葉しかない」と話す。

 「チャンポン」(500円、焼き飯セット700円)のほか、「焼きそば」「焼うどん」「野菜ラーメン」「高菜ラーメン」(以上500円)、「ラーメン」(400円)、「中華丼」「ワンタンメン」(以上600円)、「ギョーザ」(300円)などリーズナブルなメニューが並んでいた。

 28日は「18時ごろには材料がなくなるので閉店する予定」という。

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