![カプチーノアートに挑戦する受講者たち](https://images.keizai.biz/kokura_keizai/headline/1314227381_photo.jpg)
「メルカート三番街」(北九州市小倉北区魚町3)の「カフェ・カクタス」とアートフラワー店「FLOWER DESIGNER」で8月21日、まちの魅力を再発見する講座「北九州まちの学校」の第1回が行われた。主催はNPO北九州タウンツーリズム。
同講座では、カフェ・カクタスの丹波地さんが「裏メニューに加えるオリジナルドリンク作り」を、FLOWER DESIGNERの橋本さんが「家庭でできる花の飾り方」をレクチャーする2部で構成。11人が参加した。
「体調や季節によって飲み物の好みは変わる。その時々のドリンクの楽しみ方を知っていただきたい」と丹波地さん。橋本さんは「お祝いなどで頂いた花束をどうやって生けたらいいかよく聞かれる。花器に入れると崩れてしまう花束をきれいに飾る方法がある」と、それぞれプロならではのコツを披露した。
参加者は、それぞれできあがったオリジナルドリンクや花束に「私のオリジナルカプチーノができた。妻に自慢したい」「これまで悩んでいた活け方が解決した」などと感想を寄せた。参加者の荒牧かな子さんは「花を長持ちさせる方法や活け方のセオリーなど多くを教えてもらった。今後の参考にしたい」と話していた。
事務局長の大内田佳介さんは「まちの学校は、このまちにも素晴らしい人や店があることを実感してもらう講座。そうすることで、北九州に愛着を持ってもらうことが目的」と話す。今後、エリアや業種を変えるなどして毎月の開催を予定している。