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小倉に猫カフェ「アンシャトン」-里親探しにも注力

「オヤジ座り」をするスコティッシュフォールドとアビシニアンのミックスのなっちゃん。

「オヤジ座り」をするスコティッシュフォールドとアビシニアンのミックスのなっちゃん。

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 小倉の旦過市場(たんがいちば)近くに7月、猫カフェ・猫グッズ専門店「Unchaton(アンシャトン)」(北九州市小倉北区魚町4、TEL 093-981-0087)がオープンした。現在1匹の猫の里親探しを行っている。

自分の部屋で猫と遊ぶような身近な感覚の店内。

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 店舗面積は約4坪、席数は10席。現在、スコティッシュフィールド、アビシニアン、ソマリ、チンチラなど純血統の猫を中心とする9匹の猫スタッフがおり、全て保護猫。カフェのほか、猫雑貨販売、猫ホテル、トリミングなども展開している。

 店長の田中葉子さんは「前々から猫カフェを始めたいと考えていたところに、里親譲渡で9匹の猫スタッフと出会ったから」と開業のきっかけを話す。その後、動物取扱資格責任者の資格を取り、店の内装は壁のペンキ塗りから夫婦で手掛けた。

 「この1カ月で、猫はかなり人なれしてきた。人懐っこく近寄ってくるので、利用客から好評を得ている。多い日は20人もの来店客がある。大声を出さない、猫に優しくできるなら子どもでも歓迎」と田中さん。

 同店は、捨て猫の譲渡活動を行っている団体「TNR-博多猫」と共同で、猫の里親探しにも注力する方針だという。「福岡は、猫の殺処分数で全国の統計で常にワーストにランキングされている。1匹でも多くの猫の命を救いたい。店が、猫の里親になりたい人が集まる場所に育てていきたい」と今後の抱負をる。

 料金は、30分=500円(ワンドリンク付き)、1時間=900円(同)。営業時間は11時~20時。火曜定休。

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