小倉の勝山公園大芝生広場とその周辺で10月1日・2日、環境に配慮したライフスタイルを提案するイベント「北九州エコライフステージ2011」が開催される。
環境活動に積極的に取り組む市民団体・NPO・企業・学校・行政がブース出展やステージイベントを展開し、10周年を迎える今年は過去最多の103団体が参加、106ブースが設けられる。今回のテーマは「エコでつながるみんなの未来~今、私たちにデキルコト~」。今年3月に発生した東日本大震災を受け、生活や暮らしが見直されている中、日常の環境活動が震災復興にどのようにつながるかを考えることも目的とする。
会場運営は環境に配慮し、「3つの約束」と題し、「ゴミゼロ(返却・回収が可能なリターナブル食器の利用)」「電力を使わない出展」「地産地消の推進」の3つの取り組みが実施される。北九州市立大学421Lab.の学生が事前に会場内を調査し、来場者の目的にあった会場内を巡るサポートツアー「エコトラベル」も行われる。
北九州市環境局の窪田さんは「10周年を迎え、環境問題に取り組むイベントとして市民に認知されつつある。このイベントが環境活動につながるきっかけになってもらえれば」と話す。
開催時間は11時~16時。