ギラヴァンツ北九州(J2)が11月29日、小倉のアジア太平洋インポートマート(北九州市北区浅野3)で2010年シーズン報告会を開いた。
冒頭、横手敏夫社長は集まった200人を超えるサポーターや関係者に対し、Jリーグ昇格初年度の結果を総括。チームの不本意な成績(1勝12引分23敗=最下位)をわびるとともに来期への抱負を熱く語った。
続いて、チームをJ2昇格へと導いた功労者で、今期限りでの退任が決まっている与那城ジョージ監督(60)は「4年間お世話になりました。いい思い出をつくらせてもらってありがとうございました」とあいさつ。さらに、主将の佐野裕哉選手の来期に向けた前向きな言葉にサポーターからは温かい拍手が送られた。
報告会は和やかなムードの中で進み、抽選会やサイン会などを通じて選手との交流が図られた。終盤、還暦を迎えた与那城監督はバラの花60本を贈られ、サポーターの拍手の中で送り出された。
来シーズンは元日本代表・三浦泰年さんの監督就任が決まっている。