門司のガトーショコラ専門店「#ほのぼのショコラ」(北九州市門司区大里本町1、TEL 080-9140-6814)が「本格」オープンして、2月20日で1カ月がたった。店主の宮地真吾さんが物流会社に勤めるサラリーマン時代に始めた副業を、退社を機に本格稼働させた。
宮地さんは大学で貿易を学び、地元の物流企業に入社。約11年間、港湾の現場で勤務したが、異動で営業職に就いたことで慣れない接客業務に体調を崩した。同時期に福岡市内の有名店で出合ったガトーショコラのおいしさに感銘を受け、副業を思い立つ。独学で製造技術を磨きながら、マルシェイベントへの出店などを通じて腕を振るってきた。
原材料はエクアドル産とガーナ産のカカオにこだわる。健康志向を意識し、バターには牧草のみを食べて育った牛から作られる「グラスフェッドバター」を使用。同バターには人間の体内で合成できない不飽和脂肪酸が含まれ、「上品なコクがありながらあっさりとした後味で、通常のバターと比べて太りにくい」という。チョコレートにはポリフェノールや食物繊維、ミネラルが豊富なハイカカオチョコレートを採用する。
現在は自宅前に12フィートのコンテナを設置し、製造・販売している。
提供するガトーショコラは、エクアドル産カカオを使ったオリジナル(2,500円)、手軽なサイズの「#ありがとうショコラ」(400円)、ミックスナッツとドライフルーツ(2,700円)、「#ありがとうショコラ ミックスナッツ」(450円)、オレンジを煮込んで混ぜ、リキュールで風味付けをした「オレンジショコラ」(2,800円)など。「エクアドル産と香りや風味が違う」というガーナ産カカオを使ったガトーショコラ(3,000円)も用意する。
宮地さんは「全国から有名なチョコレート職人が集うイベント出店が決まり、気持ちを引き締めている。(出店に向けて)カカオの食感が残るオリジナルショコラの開発を急いでいる。門司港にちなんだバナナ風味の商品化にもこぎ着けたい」と意欲を示す。
営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休。