八幡の皿倉山(標高622メートル)山頂で12月2日、「キズナ」イルミネーションが始まる。主催は福岡県電気工事業協同組合八幡支部。
山頂の「パラグライダー滑走路」を利用して行われる同イルミネーションは今年で3回目。昨年まではクリスマスイメージを演出する「星マーク」だったが、今年は「東北を支援するメッセージ」として、「キズナ」の文字が1文字ずつと、「日の丸」が一定間隔で点滅する。工事に関わる費用は「組合企業のボランティア」だが、資材費用は約30万円をかけた。
「今年は震災の影響や節電の機運もあって実施するかどうか迷ったが、こんな時だからこそ、復興へのメッセージを送るべきだと実行委員で決めた」と実行委員のさめしま(八幡西)の野中伸二さん。「LED電球を多用して消費電力はぐっと抑えている」とも。
同日17時から行われる「八幡駅前イルミネーション2011点灯式」と同時に「キズナ」イルミネーションも点灯され、八幡駅前広場の会場では「豚汁」の無料配布やステージイベントなどが行われる。
点灯時間は19時~22時。来年1月16日まで。