北九州生花商協同組合に加盟する市内約250の生花店で1月20日、「フラワーバレンタイン」キャンペーンが始まった。
福岡県花卉(かき)農業協同組合を中心にプロジェクトチームを作って進められ、今年初めて実施する同キャンペーン。日本では「なぜか女性から男性へチョコレートを贈るが、欧米では男性から女性へ花を贈る習慣が一般的」と訴え、「生花店にあまりなじみのない男性の利用促進」を狙ったもの。加盟各店でバレンタインにちなんだオリジナル企画や商品を展開する。
プロジェクトチームの一人で、「花と季節の雑貨 KRANZ(クランツ)」(北九州市小倉北区足原2)店主の羽立滋さんは「女性に花をプレゼントした時の笑顔は何ものにも代えがたい。多くの男性にその喜びを味わってほしい」と話す。同店では「シャイな北九州の男性でもプレゼントしやすいパッケージ」として、生花で作った「フラワーボックス」や「花スイーツ」(共に3,150円)などを用意している。
「女性の笑顔が映えるように、春らしい鮮やかな色の花で作る。これまでと違ったバレンタインのあり方を提案したい」と羽立さん。同店の営業時間は10時~19時。日曜定休。