小倉・金鶏町(きんけいちょう)に創作ドイツ料理店「ビストロ・サトウ」(北九州市小倉北区金鶏町10、TEL 093-653-0800)がオープンして2カ月が過ぎた。「北九州初のドイツ料理店」として人気を集めている。
店舗面積は約15坪、席数は20席。岩手出身の店主・佐藤敏行さんは約20年間、独ミュンヘンの日本食レストランで働いたが、帰国にあたり妻・美子さんの実家のある北九州を選んだ。「現地で出会って結婚したが、子どもも大きくなり日本で育てたかった」と美子さん。
ミュンヘンでは日本食を提供してきたが、「北九州では珍しいドイツ料理を提供して個性的な店を」と、メニューの多くをドイツ料理や現地で習得した「欧風家庭料理」が占める。ビールは「プレッツェルやザワークラフトと合うようにドイツのものを20種類以上」そろえている。
主なメニューは「プレッツェル」(300円)、「じゃがいもスープ」(400円)、「ジャーマンポテト」「鶏手羽のスペアリブ風」(以上420円)、「カレーヴルスト(カレー風味ソーセージ)」(580円)、「シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)」(1,000円)など。他にコースメニュー(2,500円~3,000円)も用意。ランチタイムは「日替わりランチ」(800円)、「ハンバーグ」(900円)、「シェフのおすすめランチ」(1,500円)などを提供する。
ビールは「ダブ」「ビットブルガー」「イエヴァー」(以上ピルスナー、780円)、「エルディンガー」「バウラナー」「シュナイダー」(以上白ビール、920円)、「ケストリッツァー」(黒ビール、900円)、「ドム ケルシュ」「ガッフェル ケルシュ」(以上ケルシュ、850円)、「ガッツ アルト」(アルトビア、1,000円)など。他に独フランケン地方のワインや生ビールも。
営業時間は、平日=11時30分~14時・18時~21時、日曜・祝日=17時~21時。月曜定休。