北九州モノレールの利用者数が3月末にも3億人に達成する見込みで、現在「利用者3億人達成日予想クイズ」を行っている。
1日平均2万8000人~3万人が利用する同モノレールは、開業27年目の今年2月末時点で約2億9923万人が利用。利用者数が「3億人に達する日」を予想し、正解者の中から抽選で30人に「阪九フェリーで行くUSJペア旅行券」などが当たる。
1985(昭和60)年、北九州市などが出資する第三セクターとして開業。当初は「平和通駅」が終着駅だったため、利用者からは「不便」との声も上がり利用者数も伸び悩んだが、1998年にJR小倉駅まで延伸され、利用者数が増加に転じ単年度で黒字化した。現在は、北九州市が株式を100%保有する。
1993年に1億人を達成し、9年後の2002年に2億人達成。2億人から3億人への期間は7年間と、乗客数は現在も増加傾向にある。「徐々にではあるが利用者数は伸びている。今後とも北九州市民の足として愛されるための大きな節目としたい」と企画担当の成重毅明(たかあき)さん。
各駅に設置する応募用紙に記入して投函(とうかん)するか官製はがきで応募する。