門司港のレトロ中央広場(北九州市門司区東港町1)で3月18日、「北九州ラーメンフェスティバル」が開催された。主催はラーメン愛好家たち約50人が組織した同実行委員会。
昨年に続く2回目。前回同様雨天に見舞われたが、開始直前の9時30分には人気店の前に行列ができた。「雨にもかかわらず前回のペースを大幅に上回るラーメンが出ている。前回の15店を上回る21店が参加し、前売りチケットも前回の約2倍売れた」と、実行委員長でラーメンブロガーのゆっき~さん。約8000人が来場し、約1万2000杯のラーメンが提供された。
参加予定店が体調不良で不参加となり急きょ穴埋めするなど、実行委員長として奔走したゆっき~さんは、市内企業に勤務するサラリーマン。食べ歩いたラーメン情報をブログに書きつづるうちに店主たちと仲良くなった。前回のフェスで副委員長を務め、前回終了後の打ち上げで実行委員長に「昇格」した。
山口県山陽小野田市から参加した高橋輝晃さんは「北九州はおいしいラーメン店が多く、このイベントを楽しみにしていた。まだ行ったことのない店もあり『試食も兼ねて』参加した。行きたい店も見つかった」と話す。
来場者は食べ終わった割り箸を好みのラーメン店の投票箱へ入れ、集まった割り箸の重さで順位が決まる。人気店上位5位までを後日、ホームページで発表する。