八幡東区に4月25日、「麺屋 新月」(北九州市八幡東区川淵町14、TEL093-883-9881)が移転オープンする。
店舗面積は約20坪、席数は18席。店主の武田恭典さんは、2011年にサラリーマンから転身して小倉南区で開業したが、「居抜きの店舗を入手して開店したため、駐車場や設備などの諸問題に対応できていなかった」と振り返る。
新店舗は「店主仲間が病気療養のためやむなく閉店した店を受け継いだ。以前の店より少し狭くなるが、席数は同程度を確保した」という。「お子さま連れでも気楽にお越しいただけるよう」、前の店では設置できなかったテーブル席も用意した。
旧店舗を閉店して約1カ月がたち、「以前の常連さんが通りかかる度に『まだ?』と立ち寄ってくれる。期待されているのをひしひしと感じる」と武田さん。真新しい厨房では「火加減も違い、豚骨のうま味を以前の味に近づけるのに苦労している。しばらくは調整しながら提供する」とも。
旧店舗では、メニューの片隅にあった「つけ麺」が口コミなどで話題になり、半分以上の来店客が注文したという。「特に強くアピールしたわけではないが、いつの間にか『つけ麺店』のイメージができあがった。移転後も、つけ麺が主力メニューになる」という。
主なメニューは、「つけ麺」(1.5玉270グラム、750円)、「つけ麺ご飯割セット」(同、850円)、「激辛つけ麺」(同、810円)、「激辛つけ麺ご飯割セット」(同、910円)、「豚骨ラーメン」「魚介豚骨ラーメン」(以上580円)など。
営業時間は11時~15時30分、17時~21時。火曜定休。