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アニメ・サブカルの複合商業施設「あるあるシティ」、小倉駅新幹線口に開業

この日、コスプレイヤーも応援に駆けつけた。

この日、コスプレイヤーも応援に駆けつけた。

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 開業を翌日に控えたJR小倉駅新幹線口前のサブカルチャー複合施設「あるあるシティ」(北九州市小倉北区浅野2)の内部が4月26日、報道陣らに公開された。

フィギュア、同人誌を中心に50万点を在庫する「まんだらけ」。

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 地上7階・地下1階建て、延べ床面積は約1万7500平方メートル。5年ほど前まで「ラフォーレ原宿・小倉」として営業していた同施設を「アパマンホールディングス」(東京都中央区)が入手したことに伴い、上層階で開業(8月予定)する「北九州市漫画ミュージアム」に合わせた「サブカルチャータウン」として再開発。漫画関連グッズ、フィギュア、コスプレグッズなどを販売するテナント22店を誘致し、27日に開業する。

 内覧会に先立って行われたプレス説明会で、川森敬史アパマンホールディングス常務は「もともと、20~30代前半の顧客層に賃貸物件を紹介することが本業だが、その層に強く発信できるコンテンツとして漫画やサブカルがある。社として取り組むことで、事業の領域を広げる意味がある」と開業に至る経緯を説明。「北九州市民は漫画やアニメ、サブカルなどに理解があると感じた。加えて『北九州市マンガミュージアム』の開業もあり、北九州市の協力も得られた」とも

 主なテナントは、地下1階=ラジコンカー・ラジコンサーキットの「ラジランド」、シューティング・エアーガン「エアージー」、1階=「アパマンショップ」、インターネットカフェ「ポパイ」、「アメリカンゴルフスクール」、2階=「アニマックスミュージックカフェ」のほか、コスプレグッズ、フィギュア、ゲームPC販売店など、3階=コミックス、同人誌などを販売する「アニメイト」他4店、4階=漫画、フィギュア、同人誌を中心に50万点を在庫する「まんだらけ」、「ルパン三世」限定商品なども扱う「キャラクラーストリート」、プリクラ・アミューズメントの「スマイルステーション」、5階~6階=「北九州市マンガミュージアム」、7階=お笑い、コント、アイドルショーなどを上演する「あるあるYY劇場」(約280席)など。

 この日、BS・CSで放送されているアニメ専門チャンネル「アニマックス」が初めてプロデュースしたカフェも公開された。店舗面積は約37坪で、席数は50席。アーティストとコラボしたドリンクやフードメニューの提供、「ANIMAX MUSIX」「STUDIO MUSIX」などのオリジナル番組上映、出演アーティストのステージ衣装や楽器の展示などを予定する。同社マーケティング部増山淳一マネジャーは「こうした魅力ある施設で『日本で初めて』開業できたことは意義がある。カフェを通じて番組自体も知ってもらいたい」と期待を込める。

 川森さんは「昨年の九州新幹線全線開業もあり、以前行ったプレイベントでは県外からの参加者も多く、この施設が遠くからの客を引き寄せる『漫画やサブカルの聖地』となると感じている。台湾や韓国からも客を誘致し、駅北側の人の流れを変えたい」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。

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