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小倉・旦過市場に立ち食いすし店-高級店と回転ずしの「隙間」狙い

「いかつい顔なのでお客さまが警戒するが、気軽に立ち寄ってほしい」と店主の銅崎雅久さん

「いかつい顔なのでお客さまが警戒するが、気軽に立ち寄ってほしい」と店主の銅崎雅久さん

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 小倉の旦過市場近くに5月、立ち食いすし店「旦過屋台寿し 満天」(北九州市小倉北区魚町4、TEL 093-511-2333)がオープンした。場所は、「紺屋町バス停」前。

「日替わりランチ」(10貫700円)

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 店舗面積は約7坪、テーブル席(4席)を含め収容人数は約10人。店内には、手荷物を収容できる立ち食い用カウンターを設け、昔ながらの屋台をイメージしたシンプルな空間に仕上げた。「内装にコストを掛けるよりも、いいネタを安く提供したい」と店主の銅崎雅久さん。

 メニューは、「日替わりランチ」(10貫700円)、「満天にぎり」(9貫1500円)、「絶品焼き穴子」(400円)、「手巻鉄火」(200円)、「炙り三昧」(ホタテ・サーモン・しめ鯖、3貫300円)、ほかに季節の魚(100円~)などを注文に応じて握る。

 銅崎さんは、市内のすし店ですし職人として経験を積み独立。立ち食い形式での開業にあたり「回転ずしでもない、高級店でもない、『すし業界の隙間』業態を狙った」と話す。高齢者の多い旦過市場とオフィス街に隣接し、「開店から閉店まで、いろんな層のお客さまが来店する。お年寄りには回転ずしも高級店も敷居が高いが、2~3貫だけを食べていく常連客もできた」という。夕方以降は「ビール2杯とお好みのすしを食べて2,000円以下で済ませるビジネスマンが目立つ」とも。

 営業時間は11時~22時。

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