![「セルゲイとココルル」より](https://images.keizai.biz/kokura_keizai/headline/1301543421_photo.jpg)
小倉・到津の森公園(北九州市小倉北区上到津4)で現在、焼き物でつづる絵本人形展「どうぶつのかみさま」が開催されている。
福岡県出身の陶芸作家、石原稔久さんが生み出す素朴でユニークな焼き物の人形約500体を展示する同展。会場では、神様になりたい小熊と少年のユニークな物語「セルゲイとココルル」をはじめ、「マーサおばさんと魔法の紅茶」「さがしもの好きのライオン」「怪盗フラーフとユルベール巡査」の絵本4作品を公開している。これらはすべて石原さんによるオリジナルストーリーで、100体以上の人形が各シーンを表現。併せて、約400体の人形が会場を囲うように展示されている。
春休みに入り、多くの家族連れやカップルでにぎわう同園。生態展示を行う同園で、「動物に関する展示を行いたい」と、事業担当の松岡さんが企画した。会場を訪れた人々は表情豊かな人形と心心温まるストーリーに引き込まれ、思わず涙する人もいるという。
会場では、「セルゲイとココルル」の絵本とオリジナル人形を販売している。オリジナル人形は数量限定で、既に完売しているものも多い。4月29日13時~14時には、石原さんによるトークイベント「土のおはなし」も予定する。
開園時間は9時~17時。火曜休園。入園料は、一般=800円、中・高校生=400円、4歳以上=100円。5月31日まで。