「小倉焼うどん研究所」(北九州市門司区大里本町3、TEL 090-3606-5981)は、北九州市立大学地域創生学群と共同で、市内の焼きうどんを提供する店舗を掲載した「小倉焼うどんマップ」を作成し、10月13日から配布を始めている。
掲載店のひとつ「一銭洋食 和羅部」(京町2)の「焼うどん」(550円)
同研究所は「小倉焼うどん」の定義を「乾麺を使用すること」「豚ばら肉を使用すること」など7項目の条件で定義し、これまで行われた全ての「B-1グランプリ」へ出場するなど、「焼きうどんを通じた地域振興」に力を入れている。
掲載店の取材には同大の学生らが協力し、居酒屋やお好み焼き店、鉄板焼き店など、それぞれオリジナルの焼きうどんを提供する34店舗を掲載した。
同研究所の竹中所長は「『B-1グランプリ』が終わり、開催地として食を通じた地域振興をどう図るのかが課題。このマップはB-1開催中にも配布したが、今後北九州に来訪するお客さまの受け入れ体制づくりのために配布していく」と話す。
体裁はA4版6ページ。発行部数は3万部。掲載店舗のほかに、区役所などの行政関連施設で配布している。