北九州市の情報誌「雲のうえ」のファンクラブが作るフリーペーパー「雲のうえのしたで」が12月1日、第1号発行された。
「雲のうえ」で取り上げた街や店、人々を「後追い」し、同誌掲載後の後日談などを取材した。第1号の特集は「戸畑区」。第16号の「ラーメン特集」で掲載された「ラーメン 寛太郎」(戸畑区浅生3)の店主・長浜寛治さんの「ラーメン店主とエッセイスト、2面の人物像」に迫る記事を掲載したほか、戸畑駅を中心としたマップで「角打ち」や「カフェ」などを紹介している。
「雲のうえ」は北九州市が年2回発行する情報誌で、航空機「スターフライヤー」の機内誌としても採用されるほか、都内の古書店などで「北九州市のにぎわいづくりの一環」として配布されている。10月に発行された第17号では、北九州の方言で「市民が何気なく使う日常の言葉のおかしさ」が特集されている。
「2月に発行した第0号の後、ファンクラブ会員が倍増した。『雲のうえのしたで』の下や横で『雲のうえ』を支えたいという声が寄せられた」と編集長の林舞さん。「今後も地道に『雲のうえ』に素晴らしさを伝え続けていきたい」と抱負を話す。
体裁はA6版24ページ。発行は3000部。全国各地の「友人知人のカフェや本屋」で配布中。配布箇所はホームページ(ブログ)で確認できる。