小倉魚町の老舗日本茶店「つじり」(北九州市小倉北区魚町3、TEL 093-521-3117)が1月28日、バレンタイン向け商品「お抹茶の生チョコレート」の販売を始めた。
横長のパッケージにキャラメル大のチョコレート10粒が入った同商品は、チーズケーキ専門店「アンプティスター」(小倉南区志徳2)とのコラボで開発した。「京都宇治工房」でひきたての抹茶をまぶした「抹茶の生チョコレート」と、店頭で焙煎(ばいせん)したほうじ茶を粉砕してチョコレートに練り込んだ「焙茶生チョコレート」の2種(共に1,000円)。
同店では、入り口近くにほうじ茶の焙煎機を設置し、商店街の近隣にまでその香ばしい香りが漂っている。今回初めて作った「焙茶生チョコレート」は、利用客から「ほうじ茶でチョコレートを作ったらおいしそうというアイデアを頂き採用した」と営業本部長の辻史郎さん。「毎年楽しみにしているファンがいて、今年も年明けから問い合わせが相次いだ」とも。目標販売個数は400個。
「抹茶やほうじ茶独特の苦味とチョコレートの甘味が絶妙。甘いものが苦手な男性でも、さっぱりとした味わいに満足していただけると思う」と辻さん。
魚町店、京町店、コレット店で扱う。