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北九州市食品製造業ブランディング-「独自技術を持つ」支援先7社決定

「入江製菓」のコンペイトー。

「入江製菓」のコンペイトー。

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 北九州市産業経済局中小企業支援課(北九州市戸畑区中原新町)が2月7日、市内の食品製造業のブランディングを支援するプロジェクト「滋味五州」を発表した。

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 公募によって選んだ食品製造業の新商品開発や販路開拓などを「中小企業支援センター」と共同で行う。「あまり知られていないが、(北九州市には)コンペイトー製造など特殊な技術を持つ企業が多い。食品の分野でも北九州の独自性を強く打ち出したい」と同センターの相談員・斉藤久美さん。

 「これまであまり目が向けられなかった潜在能力のある食品製造業が多くある。それらを支援して地元企業の活性化につなげたい」と狙いを話す吉武聡係長。「企画や試作品作り、販路開拓など商品化までのサポートだけでなく、商品化後も展示会やイベント出展までの流れをサポートする」という。

 現在プロジェクトに参加する企業は、あめ・コンペイトー製造「入江製菓」(八幡西区陣原2)、プリン製造「トータス・インダストリー」(同楠木1)、みそ・しょうゆ製造「ごとう醤油」(八幡東区日の出1)、削り節製造「オク」(門司区新門司3)、ドーナツ・揚げ菓子「しんこう」(小倉南区上曽根新町)、弁当・総菜「リエゾン」(同長野3)、ぬかみそ炊き「ふじた」(小倉北区魚町4)の7社。

 今後、「独自性を打ち出したい企業を中心に」支援先を追加公募する予定。

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