小倉・魚町銀天街のもんじゃ焼き専門店「なんじゃもんじゃの樹」(北九州市小倉北区魚町2、TEL 093-551-7033)が提供する「カルボナーラもんじゃ」が人気となっている。
同店は市内でも珍しいもんじゃ焼き専門店として1991年に開業。九州ではあまりなじみのない食べ方に、「今でも食べ方を教えてほしいという来店客が後を絶たない」と店長の佐野憲一郎さん。「これまで試行錯誤を繰り返し100種以上のもんじゃ焼きを開発した。ビギナーでも親しみやすいように話題づくりを心がけている。今は約50種の創作もんじゃを提供している」という。店舗面積は約30坪、席数は約60席。
近隣に低価格路線の居酒屋が林立し競争が激化し始めた数年前から、夜のサラリーマン客獲得のために、250円~350円の価格帯別にメニュー表記を改め、「ビールや焼酎と共に楽しんでいただけるつまみメニューを拡充した」と佐野さん。「創作もんじゃはアルコール類との相性も考えたものにしている。中でも、チーズ・バター・ベーコンで作る『カルボナーラもんじゃ』(830円)はビールとの相性もよく、お客さまの多くが注文する」という。客単価は約700円(昼)~1,500円(夜)。
主なメニューは、「ハワイ風ロコモコもんじゃ」「博多とんこつもんじゃ」(以上830円)、「メキシコ風チキンサルサもんじゃ」(880円)などの創作もんじゃのほか、「うま辛肉みそもやし炒め」「もやしバター焼き」「コーンバターホイル焼き」(以上250円)、「豚キムチ焼き」「イカゲソ焼き」「豚ニラもやし炒め」(以上350円)などの一品メニュー。17時からのサラリーマン向けメニューとして「サク飲みセット」(ドリンク・一品料理・もんじゃまたはお好み焼き、1,000円)の人気が高いという。
営業時間は11時30分~22時。