北九州芸術劇場(北九州市小倉北区室町1)で6月9日、門司港レトロ地区PR映画「レトロの愛情」の上映会が行われる。
「門司港のトロッコ列車を舞台にした市民参加型の愛情ストーリー」という
同作は、「門司港海峡プラザ」(門司区港町)が主体となった実行委員会組織が、「門司港のまちや人の魅力を広くPRする目的」(実行委員会担当者)で制作し、「沖縄国際映画祭」に出品。地元・門司出身のお笑い芸人「ロバート」が主演し、昨年11月から約1カ月かけて撮影された。
「かつて港町としてにぎわった門司港が現在の観光地『門司港レトロ』に変革し、にぎわいを取り戻す反面、ただの観光地になっていた。故郷に数年ぶりに降り立ったカメラマンの主人公が、地元民の葛藤や人情に触れるストーリー」という。上映時間は約40分。
「地元での上映は今回が初めて。撮影時も、フェイスブックを中心に集まっていただいたボランティアスタッフが100人を超えた。地元の方々の愛情を映画に封じ込めた。門司の魅力を味わっていただきたい」と実行委員会の尾花さん。
当日は上映に先立ちお笑いライブも開催。出演した「ロバート」のほかに、「キングコング」「どさけん」「ぶんぶん丸」「メガモッツ」らが登壇する。
上映時間は、第1部=12時~、第2部=16時30分~。観覧料は、大人・大・高・中学生=2,500円(前売り2,000円)、小学生=1,300円(同1,000円)、3歳以下無料。前売り券は「ローソンチケット」などで販売している。