全国を旅しながらテント芝居を続けている劇団「どくんご」が5月15日～17日、小倉城天守閣前広場で公演「A Vital Sign-ただちに犬」を行う。

　同劇団は1983（昭和58）年、埼玉大学の演劇研究会が起点となり発足。以来、テントでの旅公演にこだわり続けている。現在、テント持ち回りの旅公演をする劇団は国内で唯一。現在の活動拠点は鹿児島県出水市。

　「一昨年、中洲（福岡市）での公演を見て感動し、ぜひ北九州にも」と劇団にラブコールを送った受け入れ側主催者の谷瀬（ピカラック代表）さん。その思いが昨年11月に実現したが、「あまりに寒くてお客さまに申し訳なかったので、次回は気候のいい時期にと、再度お願いして来ていただくようになった」とも。

　10メートル四方の小規模なテントで役者と観客の距離が近く、芝居だけでなく歌やダンスを盛り込んだバラエティー豊かな舞台を繰り広げる。

　料金は、一般＝3,300円（前売り3,000円）、中高生＝1,500円。チケットはムーシャン（魚町4・新旦過飲食街内、19時以降）で取り扱う。予約・問い合わせはピカラック（TEL 080-1711-5074）まで。