小倉駅を中心とした繁華街一帯で8月1日、販売促進イベント「小倉まちじゅうモール」が始まった。主催は「小倉中央商業連合会」(北九州市小倉北区紺屋町、北九州商工会議所内)。
ARアプリ「北九州市漫画ミュージアム」は、「キャプテン・ハーロック」と同時撮影ができる
「魚町銀天街」「京町銀天街」「旦過市場」などの各商店街と、「アミュプラザ小倉」「小倉井筒屋」「リバーウォーク北九州」「チャチャタウン小倉」などの大型商業施設など計19団体が、「街全体が一つの大きなショッピングモール」をコンセプトに取り組むもので、約60店が期間限定で販売する商品や割引情報、イベントなどを持ち寄り、共通のパンフレット(4万6000部配布)を用意した。
同連合会会長で、呉服店「ゑり福」(魚町3)社長の瀬口さんは「2030年には北九州市の人口が80万人を下回ると言われている。大型店と商店街それぞれ危機感を募らせている。『呉越同舟』、手を組んで小倉の魅力を発信する必要性がある」と話す。
参加施設の一つ「あるあるシティ」(浅野2)が8月3日、開業1周年を迎えることと、同施設内の「北九州市漫画ミュージアム」名誉館長・松本零士さんの映画「キャプテン・ハーロック」が9月に公開されることにちなんでメーンビジュアルを構成した。各所に貼られたポスターにスマートフォンをかざすと画面内に「キャプテン・ハーロック」が写り、同時に撮影できるARアプリ「北九州市漫画ミュージアム」も用意した。App StoreまたはGoogle Playで無料ダウンロードできる。
8月3日には「あるあるシティ1周年記念セレモニー」として、松本さんも来館する予定。