![船場町「井筒屋」店頭で投票を呼びかけるていたん](https://images.keizai.biz/kokura_keizai/headline/1380239365_photo.jpg)
全国のゆるキャラがナンバーワンを競う「ゆるキャラグランプリ2013」の投票が9月17日に始まり、福岡県内からは44体、北九州市に関連するキャラクターとしては「ていたん」「じーも」「だるまちゃん」「ももまるくん」の4体がエントリーしている。
ていたんは、北九州市の「環境マスコット」キャラクター。低炭素社会を目指す「環境モデル都市・北九州市」をPRする目的で作られた。氷の減少が問題視されている「北極からやってきたしろくま」がモチーフで、鼻と口がカタカナの「エコ」になっているのが特徴。現在の順位は154位(26日現在)で、「井筒屋小倉店」(小倉北区船場町)店頭などで、通行人への投票の呼び掛けなど地道な活動で順位アップを狙っている。「昨年も健闘したが102位の結果に終わった。もちろん1位を目指すが、昨年以上の二桁台にランクインしたい」と広報担当者。
じーも(26日現在176位)は、門司港レトロの観光PRを目的に作られ、22日に門司港で開催された「ご当地キャラクター大集合」ではホスト役を務めるなど、地域密着型のゆるキャラとして高い人気を得ている。子どもらの「伸びて!」の掛け声で身長が約50センチメートル伸びるのが特徴。
だるまちゃん(同、669位)は、小倉焼きうどん発祥店とされる「だるま堂」(小倉北区魚町1)にちなんで制作されたキャラクター。「昨年は721位という結果に終わったが、今年はさらに上を目指して頑張る。埼玉県羽生市で行われる表彰式への出席は既に決まっている」と「小倉焼うどん研究所」(門司区大里本町3)所長の竹中康二さん。
今年は既に1200体以上がエントリーしており、今後も継続してエントリーを受け付けていることから競争はいっそう激しくなる見込みだ。投票は11月8日まで。1メールアドレスまたは携帯電話から1日1票ずつ投票できる。