小倉都心部を中心にカフェ35軒が参加する「小倉オープンカフェマンス」が10月1日に始まった。主催はまちづくり団体や行政で組織する実行委員会。「まち中に多く存在するカフェへの回遊性を促し、にぎわいづくりを目的に」(事務局の森千春さん)2008年から始められ、今年で6回目。
最初の週末となった5日・6日は「COLET/I’m」(京町3)横の広場を特設会場とした「オープニングカフェ」が開かれ、「カフェバー・パッソ」(浅野2)と「カフェ・カクタス」(魚町3)、「ナチュカフェ」(浅野2)と「ミネラルダイニング・アジュール」(片野3)がそれぞれコラボし、「小倉みつばちプロジェクト」で採取した蜂蜜を使ったスイーツなどが提供された。
今後、「井筒屋クロスロード」(船場町)で、プロ・アマチュアミュージシャンらがステージイベントを行う「ミュージックカフェ」(12日~14日)。「勝山橋」(同)で、同日開催される「こくらハロウィン」に合わせ、ハロウィーンに合わせたメニューを提供する「ハロウィンカフェ」(19日・20日)。紫川河畔に地元クラフト作家らが出店する「紫川アート市」に合わせ「アート&雑貨カフェ」(26日・27日)を展開する。参加店舗を巡るスタンプラリーも。
「6回目となり、市民に定着しつつある。事前に配布したマップなどが例年のペースより早くなくなっている。期待度の高さの表れではないか」と森さん。