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「北九州ぼたもち研究会」発足から1年-記念で「限定ぼたもち」販売

「ぼたもん」の被り物をする中村社長

「ぼたもん」の被り物をする中村社長

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 「北九州ぼたもち研究会」発足から1年がたつのを記念して、事務局長の中村秀規(ひでき)さん経営の和菓子店「ひですけ餅本舗 中村屋」(北九州市小倉南区若園1、TEL093-931-1855)が10月10日、「期間限定ぼたもち」の販売を始める。

限定ぼたもち4種の中身を割った状態

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 「ミニトマトぼたもち」「ピオーネぼたもち」「バナナぼたもち」「マロンぼたもち」(以上157円)の4種。「北九州では古くから工場労働者の栄養源として、旦過市場の屋台や大手うどんチェーン店『資さん』でぼたもちが売られている独特の文化がある」ことに着目し、昨年「ぼたもちを北九州の新たな名物にしよう」と中村さんが提唱。同業者ら6社で同研究会を発足した。その後、「毎年10月10日を『ぼたもちの日』に制定する」活動を行い登録された。

 活動開始から1年が過ぎ「研究会の知名度も上がってきた」と言い、地元テレビ局などに取り上げられるまでになった。「和菓子店のぼたもちといえば、お彼岸に多少売れる程度で、店頭での存在感は薄かったが、小倉のぼたもち文化と併せてPRすることで活性化することができた」という。季節ごとの「七夕ぼたもち」「柚子(ゆず)ぼたもち」なども商品化している。

 営業時間は9時~19時(日曜は12時まで)。販売は「おおむね10月20日くらいまで」。材料が無くなり次第終了する。

 西日本総合展示場(小倉北区浅野3)で10月11日~13日に開催される「くらしガ、スマート!2013」会場で、その場でぼたもちを練って販売する「ぼたもちバー」を展開する予定。

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